講師活動について
技能認定資格の取得者は講師活動にどんな肩書きを使用することができますか?
「JESCA消しゴムはんこ技能認定・上級資格」取得者は「JESCA認定消しゴムはんこクリエイター」「JESCA認定クリエイター」等の肩書きを使用することができ、「JESCA消しゴムはんこ技能認定・中級資格」取得者は「JESCA認定消しゴムはんこインストラクター」「JESCA認定インストラクター」等の肩書きを使用することができます。ホームページやブログ、名刺やプロフィール資料などにもJESCA認定マーク等を使用することができます(JESCA講師会員に登録している限りは使用することができます)。
上級取得者:
・JESCA認定消しゴムはんこクリエイター
・JESCA認定消しゴムスタンプクリエイター
・JESCA認定イレイサースタンプクリエイター
・JESCA認定クリエイター
中級取得者:
・JESCA認定消しゴムはんこインストラクター
・JESCA認定消しゴムスタンプインストラクター
・JESCA認定イレイサースタンプインストラクター
・JESCA認定インストラクター
オリジナルの図案デザインは得意ではないのですが講師活動はできますか?
はい。JESCA講師会員だけ(一部はJESCAアドバイザー会員も使用可能)が教材として使用できるオリジナル制作キットやカリキュラムを 年代別、タイプ別に多数ご用意しますので、年間を通じて様々な消しゴムはんこ教室、講座を開くことができます。 リピーターがつく飽きさせないカリキュラムを組むことが可能です。
オリジナルの図案を書ける場合は自分のオリジナル図案で教室ができますか?
はい。オリジナル図案が書ける場合は、制作キットなどを使用せずに自分のオリジナル図案で教室が開けます。また、カリキュラム作りやレッスン内容を充実させるテクニックなど、JESCAの指導マニュアルを併用することにより、満足度の高いレッスンで指導できます。マニュアルや活動に役立つレポートはJESCA講師会員専用ページにて公開しています。
JESCAの技能認定中級、上級取得希望者向けの講座を開くことはできますか?
はい。「JESCA認定インストラクター取得対策講座」「JESCA認定クリエイター取得対策講座」など、JESCAの技能認定を取得したい方をターゲットにした講座を独自に企画することもできます。但し、課題作品用図案をレッスンに使用することはできません。ご了承ください。
JESCA認定インストラクター取得対策講座の開催例:
・技能認定中級審査を一発で合格するための「彫る技術」を磨くレッスン
・中級課題図案もらくらく彫れるような高い技術を身につけるレッスン
・インストラクターとして指導方法のテクニックを教えるレッスン
・ロールプレイングを取り入れ「インストラクター体験」をするレッスン
・教室やサークルの企画の仕方、集客方法などが学べるレッスン
JESCA認定クリエイター取得対策講座の開催例:
・キャラクターのデザインの仕方、モチーフの作り方を学ぶレッスン
・星座または干支のデザインに統一感を出し、オリジナリティを磨くレッスン
・技能認定上級審査を一発で合格するための「彫る技術」「デザイン力」を磨くレッスン
・講師として指導方法のテクニックを教えるレッスン
・ロールプレイングを取り入れ「講師体験」をするレッスン
指定の制作キットやカリキュラムを使用しなければならないのですか?
いいえ。ご自分の指導方法やスタンスに合わせて、自由なスタイルで消しゴムはんこの作り方を指導できます。教室運営のノウハウや、他の消しゴムはんこクリエイターの技術やデザインを自分の教室に取り入れたいときのためにオリジナル制作キットや指導マニュアルなどを提供しています。また、教室で使用できるペーパークラフトやマスキングのテンプレートもご用意しています。技能認定会員限定で教室に使用したりレッスンの参加者に配布できますので、ぜひご利用ください。
詳しくはこちらをご覧ください
・教室配布用テンプレート
・指導用図案テンプレート
・マニュアルとレポート
JESCA講師会員に登録すると講師やインストラクターの仕事を斡旋してくれるのですか?
いいえ。但し、該当エリアからJESCA事務局に指導者の紹介依頼が来た場合に、JESCAの推薦講師・インストラクターとしてご紹介させていただくことがあります(公認講師会員および本名で活動している会員を優先的に紹介いたします)。また、カルチャー教室での講師活動をしたい人や自宅で教室をはじめたい人に「カルチャーセンターで教室を持つためのステップ」など様々なマニュアルを提供しています。
毎回、レッスンを開催する度にJESCAに報告しなければならないのですか?
いいえ。ご報告は不要です。公認講師会員の場合は、アドバイザー資格が取得できる教室の場所やサークルを登録することもできます。(詳しくはこちらをご覧ください:アドバイザー育成制度について)
出張講座などを依頼された場合、人数分の道具を貸してくれますか?
JESCAでは公認講師会員限定で10人分単位で「デザインカッター」「カッターマット」「三角刀」と多種類のカラースタンプパッドをセットにして有料でレンタルしています。くわしくは道具レンタルサービスのページをご覧ください。(詳しくはこちらをご覧ください:道具レンタルサービスについて)
JESCAに所属すると特定のメーカーの消しゴムやスタンプインクしか教室で使えないのですか?
いいえ。どのメーカー、どのブランドの消しゴム・スタンプインクも引き続き自由に使用することができます。
販売活動はせずに講師・インストラクター活動だけをしたいのですが?
「JESCA消しゴムはんこ技能認定資格制度」は講師、インストラクター活動だけを行いたい人も利用できます。
教室の対象年齢と注意事項
消しゴムはんこ教室の対象年齢はありますか?その他に注意事項はありますか?
はい。JESCAではデザインナイフやカッターなど「刃物を使用した消しゴムはんこ講座」の推奨対象年齢を設けています。参加者の安全と事故防止のためにも、JESCAが推奨する対象年齢へのご協力をお願いいたします。尚、JESCAでは認定会員がワークショップ内で起こした事故に対し責任を負いません。ワークショップを担当した講師・インストラクターが全責任を負うことになりますので、安全への配慮を徹底するようお願いいたします。JESCAでは安全対策を怠って講師活動を行なっている会員に対し、認定資格の取消や会員からの除籍をさせていただくことがあります。
アレルギーについての事前確認
ワークショップ内で使用する消しゴム・ゴム製品などにアレルギーのある方がいますので、事前に確認しておきましょう。また消しゴムの表面についている粉はサツマイモや小麦から作られる「でんぷん」です(メーカーによって違う場合があります)。小麦やでんぷんにアレルギーのある方にも事前に確認が必要です。
レジンを使用する際のアレルギーについての事前確認
近年、レジン液を使用したレッスンも人気を集めていますが、レジン液によるアレルギー症状が出る例も報告されています。レジン液を使用するレッスンの際にはアレルギーの事前説明と、手袋・マスク等の使用など安全対策を講じてください。
刃物を使用するレッスンの開催における参加条件(推奨)
カッターや三角刀を使用する一般的なワークショップの場合
・推奨対象年齢: 小学4年生以上
・小学4年生未満(乳幼児を含む)のワークショップ会場への入室・同伴は同意書が必要
参加者に確認が必要なもの
・小麦・でんぷん・ゴム・ラテックス等にアレルギーのある方
(レジン液を使用するワークショップにはアレルギー症状の事前説明と安全対策)
・ペットのワークショップ会場への入室・同伴は不可
解説: カッターや三角刀を使用するワークショップは、参加できる年齢を小学4年生以上とすることをお勧めしています。 日本では「小学校学習指導要領図画工作編」において、彫刻刀の指導を小学校中学年からと規定され、一般的には小学4年生から木版画を導入しています。 ワークショップでは鋭い刃物を使用するため、お子様が怪我をする恐れがあります。 また、ワークショップ中に他の参加者に迷惑をかけることがありますので、 親子を対象としたレッスンやキッズ向けの教室以外では小学4年生未満のお子様(乳幼児を含む)はワークショップ会場への入室・同伴もご遠慮いただくよう、 事前に告知を行うなどの対策を取るようお願いいたします。 ワークショップ内で起きた怪我や事故は講師・インストラクターが責任を問われることがあり、多額の損害賠償を請求されることがあります。 (お子様を対象としたワークショップは刃物を使用しない「はんこ遊び」を中心とした「スタンプ体験型」の内容で推奨しています)
刃物を使用しないレッスンの開催における参加条件(推奨)
カッターや三角刀を使用しないスタンプ体験型のワークショップの場合
・対象年齢: 小学1年生以上(但し5歳以上は保護者と一緒に受講する場合のみ参加可能)
参加者に確認が必要なもの
・小麦・でんぷん・ゴム・ラテックス等にアレルギーのある方
(レジン液を使用するワークショップにはアレルギー症状の事前説明と安全対策)
・ペットのワークショップ会場への入室・同伴は不可
どうして推奨する対象年齢を設けているのですか?
JESCAではレッスン参加者の安全を第一に考えることが、プロの消しゴムはんこの講師としての大切な役割だと考えています。ちいさなお子さまには、集中力が持続せずに飽きてしまうことや、レッスン中に大声を出して他の参加者に迷惑をかけたり、怪我をさせてしまうこともあります。すべての参加者に気持ちよく安全にレッスンを楽しんでいただけるよう、JESCAでは刃物を使用するレッスンに関しては参加対象年齢を小学4年以上を推奨しています。
さらに「講師の立場を守るため」という理由でも対象年齢を設けています。レッスン中に起きた事故、怪我は講師が責任を問われることがあります。小さなお子さまがレッスン中に刃物で大怪我をしたり、失明するような事故が起きれば、多額の治療費や慰謝料などを請求されることがあります。小学4年生未満のお子さまには無理に刃物を持たせずに、講師のオリジナルはんこを使用したスタンプ遊びを提案して、安全で楽しいレッスンを提供できるよう講師としての企画力を身につけましょう。
やむを得ず、小学4年生未満に参加や同伴を許諾する場合はどうすればいいですか?
やむを得ない理由で小学4年生未満の児童を刃物を使用したレッスンに参加させなければならない場合や、児童・乳幼児をレッスンに同伴させなければならない場合には、保護者から「免責同意書」へのサイン(署名)をいただくようにお願いいたします。
料金設定と参考価格
講習料金の設定などは自由に決めることができますか?
はい。JESCAでは講習内容やレッスン時間によって参考価格を設定していますが、基本的には自由に講習料金を決めることができます。但し、受講生に「アドバイザー資格」の認定を与える場合には、一定の条件があります(カルチャー教室、講師の自宅で開催する教室、サークル活動など)。
JESCAが提案する講習料金の参考価格:
・1回 90分以上 税込2,500円以上(講習料・材料費を含む)
・1回 60分程度 税込2,000円(講習料・材料費を含む)
・1回 30分程度 税込1,000円(講習料・材料費を含む)
出張講座の料金設定など、参考価格はありますか?
はい。JESCAでは依頼者(主催者)が参加者を募って「消しゴムはんこ教室」を企画する際に、講師・インストラクターの派遣料金の参考価格を設けています。出張講座の依頼が来た際には参考にしてください。
主催者(依頼者)がワークショップの会場を準備し、参加者の受講料金を自由に設定できるプラン
出張ワークショップ 講師派遣の料金設定(参考価格)
・基本料金: 税抜 20,000円 (10名前後まで/レッスン時間120分まで) ※内容・人数に応じて料金が変わります。
・初級認定ポイント対象レッスンにできます (ポイントカード発行)
・基本料金に含まれるもの: レッスン料・講師派遣料・材料費 (道具レンタルは無料)
・別途料金が必要なもの: 交通費・宿泊費
・依頼者が準備するもの: ワークショップの会場 (会場費は依頼者の負担)
キャンセル料金
・前日のキャンセル:料金の50%
・当日のキャンセル:料金の100%
事前に調査して設定しておくこと
・交通費無料で出張できる範囲
・交通費の目安(車の場合は駐車料金も考慮に入れておきましょう)
講師活動で得た講習料の中からJESCAに手数料などを支払わなくてはならないのですか?
いいえ。ご自分で指導した教室で得た収入は、基本的にそのまま講師の収入になります。また、受講生が「JESCA認定消しゴムはんこアドバイザー資格」の取得を希望した場合、申請手数料を得ることができます。
初級認定ポイントについて|ポイントカードについて
JESCAの技能認定資格を取得したら、必ず初級認定ポイント対象のレッスンにしなければならないのですか?
いいえ。ご自身の判断で「初級認定ポイント」対象のレッスンにするか自由に決めることができます。またカルチャーセンターなどによっては運営方針により「初級認定ポイント」を導入できないこともあります。
受講生に「初級」の認定を与える条件は何ですか?
詳しくは「アドバイザー育成制度について」をご覧ください。(詳細はこちらをご覧ください:アドバイザー育成制度について)
アドバイザー認定について
アドバイザー認定(初級)に関する仕組みを詳しく知りたいのですが?
アドバイザー認定に関する詳細はこちらをご覧ください
・アドバイザー育成制度について
教室で配布するポイントカードが欲しいのですが?
公認講師会員の期間中はポイントカード台紙の追加を無料でお取り寄せできます。事務局までご連絡ください。(詳細はこちらをご覧ください:アドバイザー育成制度について)
ポイントカードを毎回紛失する人がいます。ポイントカード代を有料にしても良いのでしょうか?
ポイントカード台紙は協会から無料でお取り寄せができますので、ポイントカードは無料で発行するようにしてください。
ポイントを20点集めても初級を取らない人やもう取ってしまった人に独自の特典を付けても良いですか?
はい。ポイント制度を活用して講師の自己負担という条件で独自の特典(お名前はんこプレゼント・オリジナルはんこプレゼント)などを付けてもかまいません。ポイント制度、ポイントカードなどを有効に活用してリピーターを獲得しましょう。
公認サークルについて
公認サークルの設立と運営について教えてください
詳しくはJESCA公認サークルの全国ネットワーク「JESCA友の会」の詳細ページをご覧ください。(詳細はこちらをご覧ください:公認サークルについて)
講師活動に関するトラブル
インターネット上で中傷をされた
活動を続けていくと、心無い中傷やネガティブな言葉をぶつけられることがあります。そんな時の対処方法などをレポート&マニュアル「活動意欲を保つためのココロの対処方法」で紹介しています。(詳しくはこちらをご覧ください:レポートとマニュアル)
盗作をされた、盗作をしたと疑われた
自分の作品が誰かに「盗作」されたり、身に覚えがないのに「盗作をした」と疑われた場合の対処方法を レポート&マニュアル「作家活動と講師活動のトラブルシューティング」で紹介しています。(詳しくはこちらをご覧ください:レポートとマニュアル)
講師活動に関してどのようなトラブルがありますか?
講師活動に関するトラブルについて、レポート&マニュアル「作家活動と講師活動のトラブルシューティング」で紹介しています。(詳しくはこちらをご覧ください:レポートとマニュアル)
講師活動に関するお悩み
講師活動を始めたいけれど何から取り組めばいいかわからない
講師活動をスタートするために準備しておかなければならないことや、 知っておくべきこと、カリキュラムの組み立て方などを紹介したレポート&マニュアルをご用意しています。ぜひ参考にしてください。(詳しくはこちらをご覧ください:レポートとマニュアル)
カルチャーセンターで教室を持ちたい
日本各地には無数のカルチャーセンターがあります。カルチャーセンターで講座を開講するためには、自分からアプローチ(売り込み)することも必要です。売り込み方や、講座開講に向けた準備については、レポート&マニュアル「カルチャーセンターで教室を持つためのステップ」を参考にしてください。(詳しくはこちらをご覧ください:レポートとマニュアル)
教室に上手く集客できない
JESCAでは、消しゴムはんこの総合サイト「消しゴムはんこライブラリー」のほか、各SNS、メールマガジンなどで公認講師会員の先生の教室や公認サークルの開催情報を発信しています。教室やサークルイベントを開催する際には情報をお寄せください。※公認講師会員対象(詳しくはこちらのページをご覧ください:情報配信サポート)