理事会決議による公認講師会員除籍処分について

 JESCAでは2017年4月11日付で、関東エリア在住の公認講師1名からの退会の申し出に対し、除籍処分相応と理事会において満場一致で決議したことをご報告いたします。

 除籍処分対象者自身の無知・認識不足から起きた取引先とのトラブルに対し、一切の非を認めず、自己中心的な態度で取引先およびJESCA事務局の業務を不当に停滞させ、JESCA公認講師としての信頼・信用に深刻な傷をつけたことを重くみて、対象者本人の反省や改善が一切見られないことからも、このような厳重な処分となりました。JESCAの大切なメンバーとして誠心誠意サポートを続けて参りましたが、一連の言動がたとえ除籍処分対象者本人の体調不良によるものが原因だったとしても、理事会および事務局が対応できる限度をはるかに超えており、理事会で除籍処分に異論がまったく出ることもないことから、このような結果となりました。

 JESCAという名称は、多くのみなさまの活動により、実績と信頼を重ねた上で成り立っております。JESCA公認講師を名乗り、非常識な振る舞いでブランドに傷をつけるような行為、品格を損なう言動は看過できません。このような結果となり、理事会一同、たいへん遺憾ではありますが、JESCA公認講師・認定講師のみなさまが、たったひとりの会員による非常識で不快な振る舞いによって、偏見を持たれたり、信用を損なうようなことを防ぐためにも、理事会の決定にご理解いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

2017年度からの理事および事務局人事についてのお知らせ

 2017年4月1日付けで一般社団法人JESCA日本イレイサースタンプ協会の理事が以下のように変更となりました。 JESCAの先生たちの活躍の場がさらに広がるよう、よりきめ細やかなサポートをご提供できるよう、力を合わせて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

・山田寛幸(代表理事)
・中鉢久夫(代表理事)
・山田健司(理事・事務局長)

【注意喚起】書籍掲載の勧誘・営業メールについて

 近年、ハンドメイド作家宛に出版社から書籍(ムック本・作家カタログ等)の掲載依頼などの勧誘メール・営業メールを受けたというご報告が増えています。

 多くは「作家側が出版社に掲載料を支払う」という条件の出版スタイルで(美術書や建築関連の本などにはよく見られるケースです)違法性はなく健全な出版活動をしている場合も多くありますが、「作家側が印税やデザイン料をもらう」のではなく「作家側が掲載料を出版社に支払う」という条件を伏せて営業・勧誘してくる場合もありますので、内容をよく確認して検討するようお願いいたします。

 尚、こういった作家負担型の出版形式というのは、出版形態のひとつとしてはよくあるケースですが、負担する掲載料は一般的に数千円から5~6万程度が妥当な金額といえそうです。発行部数や掲載ページ数、出版社の実績などにより掲載料は変わりますが、「書籍掲載が自分のキャリアになる」「自分の作品が掲載されている本が書店や図書館に並ぶ」というメリットと負担する金額が自分の価値観に見合うものであれば、出版社の実績なども調査した上で検討するようお願いいたします。

【注意喚起】売り込みメールにご注意ください

 ハンドクラフト業界をターゲットにした売り込みメールにご注意ください。「インターネット講座を持ちませんか?」「委託販売をしませんか?」という問い合わせメールの事例が増えています。正当かつ健全に運営されているところもありますが「実態が疑わしいもの」「内容に嘘があるもの」「良心的とはいえないもの」も存在します。問い合わせに返信する際は「会社(運営者)所在地」「ホームページ」などをGoogle等で検索し、実在するかどうかよく調べてから対応するようにしましょう。もしも不安な場合は、JESCA事務局までご相談ください。